Jネット・愛媛vol.2
9月2日(金)から3日間の日程で開催された、『Jネット47愛媛大会』。
2日目は、8時半に「民宿名駒」をバスで出発し、『潮流体験』の桟橋へ。昨夜、お話しをいただいた、今治市の渡辺さん、村上さんなどNPOのメンバー(能島の里を発展させる会)がボランティアガイドを務める小型観光船に乗り込む。
10人も乗ればいっぱいの小船が、桟橋から五分余り、戦国時代、瀬戸内海を制した「村上水軍」の拠点だった能島に近づくと、海が川のように流れ出した。激しい流れは変化に富んだ渦潮を生み出し、容易に船は近づけない。20分程の船旅だが、潮流を知りつくした「村上水軍」の技量に舌を巻き、天然の要害を実感する。
その「村上水軍」の歴史・文化を伝える、日本唯一の水軍博物館が、『村上水軍博物館』だ。能島村上氏当主の村上武吉伝来の貴重な品々が展示され、ガイドの方から、丁寧にご説明いただき、遠く戦国時代の歴史ロマンに思いを馳せた。
11時すぎ、『大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)』に到着。
この神社の御祭神は、大山積大神で天照大神の兄神に当たるという。
そして、『大山祇神社宝物館』には、源義経、源頼朝の鎧など、武器類の国宝・重文の80%を所蔵しており、ボランティアガイドの方が丁寧に解説をしていただいた。
『多々羅しまなみ公園』のレストランで、昼食。そして、レンタサイクルで多々羅大橋サイクリング。まさに、”走快”の一言。眼下には、瀬戸内海が広がり、思わず吸い込まれそうになっていく。
バスは、一路、「道後温泉」へ。3000年ほど前に開湯した日本最古の温泉といわれている。
16時、道後温泉駅前着。商店街の入り口で、「からくり時計」が出迎えてくれる。
『道後温泉商店街』は、市内電車の道後温泉駅と道後温泉本館をつないだ約250mの通りで、土産物店や飲食店が所狭しと軒を連ねる。浴衣姿でそぞろ歩きが楽しそうだ。
自由時間となり、道後の老舗蔵元、水口酒造のショップ『にきたつ蔵部』へ。「道後ビール」でのどを潤す。ケルシュ、アルト、スタウトの3種類のビールと発砲清酒を堪能し、銘酒「仁喜多津大吟醸」を試飲。
ほどよく酔ったところで、道後公園『湯築城跡』を散策して、今夜の宿「道後えひめ」へ
18時から、「坂の上の雲」のまちづくりについて、松山市木村助役からお話しを聞く。司馬遼太郎が40代のほとんどをかけて完成させたという小説「坂の上の雲」。建設が進む「坂の上の雲」記念館(仮称)を核に、松山ならではの文化性や物語性のあるまちづくりを進めようと、フィールドミュージアム構想が進行中。
続いて、交流会に突入。今夜のメインディッシュは、南予郷土料理。「ふくめん」や「いもたき」など、郷土色豊かなスローフードに舌鼓を打つ。
そして、歓迎体験イベント『野球拳』で、交流会はクライマックスを迎える。「野球拳」といえば、コント55号を思い起こすが、松山の「野球拳」は、大正13年に始まったという由緒正しいもの。大きな違いは、”決して服を脱がないこと”と”最初は必ずグーを出すこと”の二つ。
本家四代目の澤田剛年氏以下、総勢7名が、笛、太鼓、鐘を打ち鳴らし、軍配を手にした行司役と、踊り手がそろい、圧巻だ。
参加者が次々の舞台に上がり、本家「野球拳」を思う存分楽しんだ。
一汗かいたところで、『道後温泉本館』へ。1894年に建てられ、夏目漱石が足繁く通ったといわれる浴場で、国の重要文化財に指定されている。
あまり時間がなかったので、神の湯にざぶんとつかる。湯温はかなり高めで、よく暖まった。
宿に戻って、夜なべ談義。参加者が持ち寄った酒で、アルコール漬けになりながら、熱く語り合う。朝3時まで頑張った強者もいたようだ。・・・つづく。
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