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2005年12月12日 (月)

道産品で地域ブランドを!①

11月18日、STVスピカで開催された「第13回北海道加工食品フェア」において、ホテルクラビーサッポロ料理長の貫田圭一シェフが、「道産品で地域ブランドを! ~地域食材を活用してまちづくり」をテーマに基調講演を行いました。

その模様を2回に分けて、お知らせします。

◎食材は、産地に出向き、実際に見ないと気が済まない
・ 生産者の想いや感動をお客様に伝えたい。
・ 休日などを利用して、10年以上産地巡りをしているが、食材の美味しさ は、「風のにおい」と「土の香り」、つまり風土に由来する。川の水や土壌、 地下水、牛乳など、自分の舌で含有成分を確かめ、美味しさを実感する。
・ じゃがいもは、道内各地で作られているが、皮の土のにおいが、土臭いか土の香りがするかで美味しさがわかる。道内でこれはという生産者は10人程度で、それ以外の生産者は、土づくりが甘く、物足りないことが多い。

◎産地に行ったときは、必ず役場に顔を出す
・ その食材が地域づくりにどのように役立っているのか、行政に聞いて回っ ているが、食を通じて地域振興をしたいというケースが増えてきた。地元の 物産を見直し食おこしをすることで地域づくりに結びつけている。

◎貫田シェフの地域独自メニューの提案
①抜海蛸ライス(稚内市)
・ じゃらんとタイアップし、1ヶ月半の期間限定で、北海道米のピラフの上 に地元産の味付けタコのミンチをのせ、マヨネーズをかけた料理。好評によ り、期間満了後継続する店もある。食づくり名人のHPでまもなく紹介される予定。

②さんまエスカロップ(根室市)
・ 根室名物「エスカロップ」をヒントに、9月第3週のさんま祭りの新メニューとして、カツの代わりにさんまをバターライスにのせた「さんまエスカロップ」を提供したところヒットし、札幌駅の駅弁にも登場した。

◎地域ブランドの確立をめざす取り組み
・ 「地産地消」は、地元で生産されたものを地元で消費すること。「産消協 働」は、食の「地産地消」を製造業やサービス業に拡大し、「生産」と「消費」が協働して地域社会の活力を創造すること。
・ それに対し、「地域ブランド」は、地域が有する無形の財産を、『産地名 +商品名』でブランド化し、地域産業おこしをめざしている。
・ 例えば、十勝ナチュラルチーズや富良野ワインなど、地域の名物、地元の 特産品、安全・安心などがキーワードになる。
・ じゃらんの調査では、帯広市内の豚丼店で、地元産豚肉を使用しているのは54%、北海道米の使用は20%にとどまっている。ゴマカシのない食づ くりが北海道の生き残りに必要だ。
・ 浜中漁協では、夜に出漁し翌朝水揚げしたものを「日帰りさんま」と命名 し、鮮度の良さをPRしているが、このさんまを使用したさんま丼が好評。
・ 網走の寿司安では、延縄で釣り上げた鮮度の良い「釣りキンキ」を使用し、 「釣りキンキ定食」として提供。

次回につづく・・・

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コメント

いつも情報ありがとうございます。道が進める『産消協働』のアドバイザー派遣で貫田シェフをお呼びすることになりました。関連ある情報ですので、講演の内容をトラックバックさせていただきました。

投稿: 岩崎 泰好 | 2005年12月17日 (土) 09時30分

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