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2014年9月15日 (月)

北海道自治体学会地域フォーラムINあさひかわ(10/18)ご案内

『北海道自治体学会地域フォーラムINあさひかわ』が、10月18日(土)、「持続可能な地域づくりのために」をテーマに、旭川市で開催されますので、ご案内します。

人口減少時代に突入した一方で大都市への人口集中は止まらず、ますます地方の存続が危ぶまれています。しかしながら、この地方衰退、大都市一極集中状態が続く中では、本当の意味での国の繁栄はありません。
現状をしっかりと認識し、どのようにしたら自分たちが暮す地域を持続可能なものにすることができるかを、各分野でご活躍の皆さんによる講演と分科会を通じて考察いたします。

どなたでも自由に参加いただけます。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。

◆◇◆ 北海道自治体学会地域フォーラムINあさひかわ ◆◇◆

【日時】 平成26年10月18日(土) 13:30~18:00 (受付13:10~)
【会場】 旭川市市民文化会館大会議室(旭川市7条通9丁目)

    ※ 旭川駅より徒歩15分程度、駐車場は有料。
【参加費】 1,000 円 ※当日会場にてお支払いください。

【 内 容 】
◆第1部 (13:35~15:00)
 講演 「持続可能な地域づくりのための新たな連携」
  講師 宮脇 淳 氏 (北海道大学公共政策大学院教授)
◆第2部 (15:10~16:10)
 講演「人口減少のメカニズムと地域戦略の考え方」
    講師 五十嵐 智嘉子 氏(北海道総合研究調査会理事長)
◆第3部  (16:25~18:00)
《第1分科会》
「人口減少問題を語る」

 北海道総合研究調査会(HIT)理事長 五十嵐智嘉子氏
 北海道大学教授 石井 吉春 氏
 東神楽町長 山本 進 氏
《第2分科会》
「これからの教育~教育制度改革や教育現場から考える~」

 旭川大学学長 山内 亮史 氏
 北海道教育庁教育政策課長 桜井 康二 氏
 東神楽町教育長 水野 和男 氏
《第3分科会》
「集落問題の今」

 北海学園大学准教授 西村 宣彦 氏
 旭川大学准教授 大野 剛志 氏
 幌加内町総務課長 小野田倫久 氏
《第4分科会》
「議会の役割とは~地域民主主義の真の実現をめざして」

 北海道大学公共政策大学院教授 宮脇 淳 氏
 登別市議会議員 松山 哲男 氏
 芽室町議会事務局長 西科 純 氏

◆交流会 フォーラム終了後、参加者による交流会を行います。
 〇時 間 午後6時30分から(予定)
 〇会 場 ブンカフェ(フォーラム会場内にあります)
 〇会 費 4,000円(予定)  ※当日、講座参加料と合わせてお受けします。

       
<参加申込>
①氏名 ②所属 ③住所 ④電話番号 ⑤E-mail アドレス
⑥希望分科会(必ず第2希望まで記入ください。人数の都合で調整させていただく場合がありますのでご了承ください。)
⑦交流会参加の有無
  をご記入の上、下記宛メールでお申し込みください。
 y-kurose@town.pippu.hokkaido.jp
  締切は10月6日(月)です。

※参加申込先など詳しくは、北海道自治体学会のHPへ
 http://jititai.net/hokkaido/

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2014年9月14日 (日)

北海道自治体学土曜講座(9/27) ご案内

北海道自治体学土曜講座実行委員会では、自治体職員及び「地域づくり」の担い手の意識変革を支え、北海道自治体学の理論と実践の創造を目指して、『自治体学土曜講座』を開講しています。

今回は、「さらなる自治体・議会改革の必要性~いま代表制民主主義が危ない」をテーマに、9月27日(土)、北海学園大学で開催します。

どなたでも参加できます。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

 
◆◇◆ 北海道自治体学土曜講座【第4回】 ◆◇◆

1.日時 2014年9月27日(土)10:00~16:00(受付9:30~)
2.会場 北海学園大学5号館6階60番教室

      (札幌市豊平区旭町4 丁目1-40)
       ※地下鉄東豊線「学園前駅」下車。3番出口直結。
3.テーマ「さらなる自治体・議会改革の必要性
        ~いま代表制民主主義が危ない」

4.後援 北海学園大学開発研究所、北海道自治体学会
5.参加費  1,000円(学生無料) ※会場受付でお支払いください。

6.プログラム
■テーマの趣旨
首長と議会が対等な立場において慎重審議で決した施策や予算にも関わらず、住民側からの不信感が各地で根強い。首長側は決定までのプロセスの明確化・可視化などの説明責任や住民参加制度を強化し、議会側はチェック機能以外に、条例提案権を駆使し「議会として目指すべき方向性」を示すなど、対応に懸命だが、充分な人員と予算をもつ首長部局に比して議会事務局は一方的に劣勢であり、議会側が独自の対処を行う上で大きな阻害要因となり、「両輪」としての機能が損なわれている。
これらの抜本的解決手段のひとつとして自治基本条例制定などに挑んできた側面があるのではなかったか?
今後あるべき自治体の姿を研究者・実践者と共に様々な角度から検証し論じていく。

■第1講  (10:00~12:00)
◎基調講義「代表制民主主義の再構築~議会が変われば自治体が変わる」
    神原  勝 氏(北海道大学名誉教授)
◎事例報告「町村議会の現状と課題」
    勢旗 了三 氏(前北海道町村議会議長会事務局長)
■第2講  (13:00~14:00)
◎実践報告「芽室町議会における取り組み~反問できる議会とは」
  西科  純 氏(芽室町議会事務局長)
■第3講 (14:10~16:00)
◎討論「さらなる自治体・議会改革の必要性~地方分権の成熟に向けて」
  司 会 石井 吉春 氏(北海道大学公共政策大学院教授)
パネラー 西科 純 氏(芽室町議会事務局長)
       神原  勝 氏(北海道大学名誉教授)
       松山 哲男 氏(登別市議会議員)
       勢旗 了三 氏(前北海道町村議会議長会事務局長)

6.参加申込
  メールでお申し込みください。なお、当日申込・参加もできます。
 jichi.doyokoza@gmail.com 

※第5回講座など詳しくは、北海道自治体学会のHPをご覧ください。
 http://jititai.net/hokkaido/

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Jネット47の旅『群馬大会編』その③

 3日目の7月27日(日)。初日の草津温泉、昨夜の上野村と、いずれも標高が高く、涼しく寝られたのは、ラッキーだった。8時、清々しい空気を吸い込んで、国民宿舎「やまびこ荘」のマイクロバス2台に分乗して出発。9時過ぎに上信電鉄「上州富岡駅」に到着した時には、優に30℃を超えていた。
 駅前の公共施設「あい愛プラザ」で荷物を預かっていただき、商店街を縫って、今話題の「富岡製糸場」へ。今年2014年6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」がユネスコの世界遺産に登録されたばかりであり、正門前には、すでに多くの観光客が行列をなしていた。

 富岡市役所の結城さんの案内で、当時の工女さんの食堂だった部屋にて、製糸場が果たした歴史的役割や世界登録遺産にまつわるお話しを伺う。
 地元の「上毛(じょうもう)かるた」でも、「に」→『日本で最初の 富岡製糸』と詠まれているように、明治5年(1872年)に明治政府が設立した、フランスの技術を導入した日本初の本格的製糸場で、製糸技術開発の最先端として、国内の養蚕・製糸業を世界一の水準に牽引したという。もともとこの地域は養蚕が盛んで良質な繭が手に入ったこと、水や石炭の確保がしやすかったことなどから、富岡が選ばれたらしい。
 しかし、工女の募集に際しては、「フランス人が若い工女の生血を取って飲む」という噂が流され、工女が集まらなかったとのエピソードがあったが(フランス人は赤ワインを飲んでいた)、創業当初から、1日7時間45分労働で、日曜が休日、食費や寄宿舎、布団などは製糸場側が負担し、給料は能率給、フランス人医師が常駐するなど、当時としては破格の労働条件だったことに驚いた。
 その後、操糸場を見学、長さ140.4m、幅12.3m、高さ12.1mと巨大な体育館のような建物で、トラス構造により中央に柱がなく、当時の操糸機がびっちり配置されていた。観光客で押すな押すなの状態で、ゆっくり見る間もなかったが、そのスケールには圧倒された。正門にほど近い東繭倉庫内は、ガイダンス展示・売店があり、復元された操糸機を使っての実演や、子供たちの体験コーナーがあった。今日も35度前後の炎天下であったが、地元高校生のボランティアが爽やかな笑顔でガイドしていたのが印象的だった。
♪「富岡製糸場」のHP
 http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html

  駅までの戻り道は、「富岡まちてくマップ」を片手に、商店街を散策。正門近くの「おぎのや富岡店」でシルクたんぱく液の入った“シルクソフト”を味う。文字通り、クリームが絹のようになめらかで美味しい。とある小さな肉屋さんの店頭では、おばちゃんがコロッケを揚げていた“工女さんが食べたコロッケ”が売りとのことで、つい買ってしまい、アツアツを頬ばりながら、炎天下の道を歩いた。

 「あい愛プラザ」に集合し、県高崎土木事務所の新井さんから、今年3月に生まれ変わった「上州富岡駅」と周辺開発についてお話を伺う。
 新しい駅舎は、富岡製糸場の建物を模したデザインで、「鉄骨レンガ構造」という新たな構造形式で、夕日に赤く染まるらしい。駅舎のほか、お祭りもできる駅前広場や、クワの木など多彩な植物が植わった環境広場、交流広場、ロータリースペースが、一体的な空間を生み出しており、世界遺産の街の玄関口としてふさわしい雰囲気を醸し出しているようだ。
 世界遺産登録で一躍世界の注目を浴びることとなった富岡市であるが、見所やお土産の充実度、周辺地域との連携など、観光地としては、まだまだ途上という感じであり、これからどのように魅力を発信していくのか期待したい。

 正午、全日程が終了し、Jネット47群馬大会もフィナーレを迎えた。
 上州富岡駅前に全員が集合し、解散式を行う。一昨日から3日間、ともに旅した仲間との別れの時だ。再来年の第10回鹿児島大会での再会を誓い合い、握手をして、それぞれの地元へと向かった。

 東京方面へ向かうメンバーとともに、上信電鉄12:16発の電車に乗り込む。3日間の疲れもあって、こっくり組が多い。高崎駅12:51着。復路も新幹線という手もあったが、飛行機まで時間があったので、在来線で向かうことにする。駅の売店でお土産と「峠の釜めし」を購入して、高崎発13:14の特別快速のグリーン車(2階建て)に乗り込み、ゆったりと過ごす。赤羽駅から京浜東北線、浜松町から東京モノレールに乗り換えて、羽田空港第1ターミナル着。ラウンジで一息ついて、16:55発のスカイマークで一路北海道へ。風雨の悪天候の中、翼をゆらゆらと揺らしながら、18:30に新千歳空港に到着。気温は18℃と、富岡と20℃近い温度差だ。

 久しぶりの草津温泉、小布施町、そして初訪問の富岡市と、群馬・長野の歴史、文化、観光、食、そして新たな出逢いと、楽しい3日間を過ごした。
 何よりも、今回の群馬大会を企画・運営し、お世話いただいた群馬県庁のスタッフの皆さん、訪問先で対応いただいた地元の方々、そして、全国各地から駆けつけたメンバーの皆さん、3日間の旅に快く送り出してくれた家族に感謝し、結びとしたい。

全3回《完》

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2014年9月13日 (土)

Jネット47の旅『群馬大会編』その②

 2日目の7月26日(土)、朝、気持ちのよい秋晴れ。群馬・長野両県境にそびえる草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられたことから、エメラルドグリーンの火口湖として有名な湯釜は見物できず、一時は、志賀高原に抜ける国道229号線の通行も危ぶまれたが、日中の通行止めは解除されたたため、8時半に貸切バスは草津温泉を出発。
 9時に通行止めが解除され、ゲートを抜けて、バスは曲がりくねった狭い車道をグングン登って行く。“信州のサンセットポイント”横手山ドライブインで休憩、標高2100mから北アルプスの絶景を望む。
♪「横手山ドライブイン」のHP
 http://www.shigakogen.co.jp/facilities/yokotedrivein

 志賀高原を抜け、11時前に長野県小布施町に到着。19年ぶりの訪問だ。役場駐車場でバスを降り、自由散策。30℃を上回る炎天下の中、小布施駅や「栗の小径」を抜けて「北斎館」へ。江戸の浮世絵師・葛飾北斎が晩年に逗留しており、肉筆画の迫力に圧倒される。映像も見て、涼しい館内でほっと一息ついて、「小布施堂本店」前に集合。途中参加のメンバーも合流。

 市村次男社長の案内で、敷地内の色々な建物を見学させていただく。栗菓子で有名な小布施堂であるが、初めは、「桝一市村酒造場」という造り酒屋であり、栗菓子を作り始めて100数余年の年月を経ているという。
 本店前の歩道(市道)は国道と一体的にレイアウトされるなど、美しい町並みが整備されている。昭和55~62年に実施された「小布施町並み修景事業」では、行政、個人、法人という立場を違える地権者が、そこで暮らす人の視点に立ち、対等な立場で話し合いを重ね、土地の交換あるいは賃貸により、双方に利のある配置換えを果したとのこと。国からの補助金などに頼ることなく、住む人主体で新旧建築物の調和する美しい町並みをつくる新しいやり方は「小布施方式」と呼ばれ、現在に至るまで全国から注目されているという。

 小布施堂には、イタリアンレストランの「傘風楼」、ピアノバーの「鬼場」、ゲストハウスの「枡一客殿」、寄り付き料理の「蔵部」など、個性的な名称の建物が巧みに、そして魅力的に配置されていた。
 昼食は、本店奥のお食事処へ。お品書きは、季節のお料理(文月)で、鯛の長芋寄せ、小布施長茄子の味噌仕立て、お肉焼き、鰹と茗荷の御飯、杏の杏仁包み。どれも上品に盛り付けられ、とても美味しくいただいた。そして、店頭では、栗菓子などお土産を購入。
♪「小布施堂」のHP
 http://www.obusedo.com/index.html

 再び炎天下を歩き、役場隣りの町立図書館「まちとしょテラソ」へ。この図書館は、「学びの場」「子育ての場」「交流の場」「情報発信の場」という4つの柱による「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」という理念のもとで建築され、待ち合わせの場という意味を込めた「まちとしょ」そして、「世の中を照らしだす場」「小布施から世界を照らそう」などの考えを加えて「まちとしょテラソ」という愛称がついたとのこと。
 “この国でいちばんチャーミングな図書館”として、トリップアドバイザーで、『死ぬまでに行ってみたい世界の図書館15』にも選出されている。
♪「まちとしょテラソ」のHP
 http://machitoshoterrasow.com/index.html

 「まちとしょテラソ」の多目的室で、市村良三町長から小布施のまちづくりについてお話を伺う。
 小布施町は、長野県で面積が最も小さな自治体で、人口は約12,000人だが、年間 120万人の人が訪れるという。新図書館や交流センターの建設に当たっては、町民との協働によりプロポーザル方式を採用、館長も公募している。東京理科大や信州大、法政大など大学との連携や、町並み修景事業では地場企業との協働、新宿高野や長野県内の伊那食品、スーパーツルヤなど優良で志の高い町外企業との連携などに取り組んでいる。
 また、重層性のある町を目指して、①小布施流仕立て ②田舎の中のおしゃれ ③素朴さと洗練と ④中心部から農村部へのグラデーション をコンセプトに取組んでいるとのこと。
♪「小布施町」のHP
 http://www.town.obuse.nagano.jp/

 15時頃、小布施を後にして、高速道路をひた走り、再び群馬県に入って下仁田I.Cで一般道に降りて安中市へ。碓氷峠の「めがね橋」を見学。正式には「碓氷第三橋梁」という鉄道遺産である。径間数4、長さ91m、高さ31mでわが国最大の煉瓦づくりアーチ橋という。明治25年に完成し、昭和38年新線開通に伴い廃線となったが、平成5年に国の重要文化財に指定された。短時間だったので、橋上の遊歩道まではあきらめたが、健脚のメンバーは駆け上がって、橋上から手を振っていた。
♪あんなか観光ガイド「めがね橋」のHP
 http://www.annaka-city.com/history/01.htm

 途中の街道沿いに、屋根の上に小さな2階建て小屋が作られた民家が数件、見受けられた。これが元養蚕農家で、この小屋で養蚕を行っていたという。
 18時半頃、今日のお宿、上野村の「やまびこ荘」に到着。木材をふんだんに使い、和のやすらぎと木の癒しにあふれる国民宿舎である。
 一風呂浴びて、19時すぎ、大広間で懇親会がスタート。2日目に合流したメンバーの自己紹介や持参した地酒や珍味などの紹介もあり、大いに盛り上がる。2次会は、会議室を貸し切って、12時まで交流を深めた。
♪「やまびこ荘」のHP
 http://user.uenomura.ne.jp/ueno2027/y-top.html

《つづく》

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2014年9月 6日 (土)

Jネット47の旅『群馬大会編』その①

 草津よいと~こ~ 一度はおいで~ ア ドッコイショ
 お湯の中にも コーリャ 花が咲くヨ チョイナ チョイナ

 やって来ました! 群馬県は草津温泉。
 今回の『Jネット47の旅』は、平成26年7月25日(金)~27日(日)、Jネット群馬大会で、草津温泉から小布施町(長野県)、世界遺産のまち富岡市と、連日34~35度の猛暑の中、歴史ある地域づくり探訪の旅に出た。

 『Jネット47』は、平成8年1月、全国47都道府県の職員ネットワークとして発足し、2年に1回、各県持ち回りで交流会を開催している。
 これまで、平成13年の熊本、15年の静岡、17年の愛媛、22年の富山の各全国大会のほか、19年の関東ブロック大会(群馬・草津)、21年の九州ブロック大会(大分・湯布院)に引き続き、今回の群馬大会に参加した。

 7月25日(金)、新千歳空港から9:00発のAIR DOで羽田空港へ。予定時刻どおり10:35に到着、ボーディング・ブリッジに出ると、いきなりモアッとする熱気に包まれた。札幌とは10℃位の気温差がありそうだ。10分以上延々と歩かされたが、荷物受取場に着くと、預けたキャリーバックが丁度回ってきて、すぐにゲット、幸先良いスタートだ。

 東京モノレール、京浜東北線を順調に乗り継いで、東京駅へ。エキチカの駅弁専門店を覗くと、全国各地の駅弁が所狭しと山積みに。長万部のかにめしや森のいかめしなど、北海道のおなじみの駅弁もある。「秋田比内地鶏いいとこどり弁当」を購入して、新幹線ホームへ。
 灼熱地獄の中、列車を待つが、始発なのにギリギリまで入線しない。やっと11:44発あさま521号に乗り込んで、早速、お弁当をいただく。50分で高崎駅に到着、ここで、福島県のメンバーと合流し、12:52発の吾妻線普通列車に乗り込む。山の中を縫うように標高を上げ、長野原草津口に14:24着。JRバスを乗り継いで、15時に草津温泉バスターミナルに到着。家を出てから約8時間の長旅、硫黄の香りに出迎えられて、7年ぶりの草津温泉だ。

 地元群馬県や山形、鹿児島など他県のメンバーと合流し、早速、草津町職員の方にガイドしていただいて、草津のシンボル「湯畑」へ。今月誕生したばかりの「昭和レトロの木回廊と棚田風の湯路広場」を視察、江戸~明治の建物を再現した共同浴場「御座之湯」の2階から見た「湯畑」や温泉街の眺めがとても良い。先入りしていたメンバーの浴衣と下駄の出で立ちがよく似合う風景だ。
ここで偶然居合わせた黒岩信忠草津町長から、ミニ講話をいただく。リニューアルの工事は今後も続く計画で、湯畑周辺の新しい景観が待ち遠しい。

 湯けむりが立ち込めとうとうと湯が噴出る「湯畑」をぐるっと一周して、「熱の湯」へ。ガイドの特別な計らいで建物の中を見学させていただいた。草津温泉の源泉は51度から熱いところでは94度もあり、しかも刺激の強い酸性泉。幅30cm、長さ180cmの板で20~30分間湯をもみ、温度を下げ、湯を柔らかくするのが「湯もみ」。この時に調子を取るため歌われるのが、冒頭の「草津湯もみ唄」で、「熱い湯」では、湯もみショーとして実演や体験ができる。
♪ 「湯LOVE草津」のHP
  http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/youkoso/

  「湯畑」を後にして、温泉街そぞろ歩きしていると、いきなり蒸したての温泉まんじゅうを手にのせられ、お茶が振舞われた。7年前も同じ体験をしたが、相変わらず、薄皮と中のアンがハーモニーが絶妙だ。「名物にうまいものなし」と言われるが、さすがに草津温泉の温泉まんじゅうは、モノが違うようだ。
 そこから西の河原公園の遊歩道を上がっていくと、「西の河原露天風呂」に出くわす。早速入湯料500円を払い、入り口の狭い脱衣場を抜けると、雑木林に囲まれた巨大露天風呂がドーンと広がる。男女合わせて500㎡もの広さで、100人以上が一度に入浴できるという。しかし、中には洗い場や内湯もなく、ただ露天風呂が構えているだけ。ゆっくりと湯につかり、メンバーと歓談しながら、最高の解放感を味わう。
♪ 「西の河原露天風呂」のHP
 http://sainokawara.com/

 東京からJRとバスを乗り継いで約3時間。決して交通の便が良いとはいえない位置にありながら、年間300万人もの観光客が訪れるといわれる。
 草津温泉は、約1800年前に日本武尊が発見したと伝えられ、鎌倉時代には、鹿狩りの際に源頼朝が入浴したとも語り継がれている。有馬、下呂と並ぶ日本三大名泉の一つとして数えられ、その自噴湧出量は毎分3万2300ℓ以上で日本一。沸かし直しや水増し、湯の循環などが一切ない、いわゆる「源泉かけ流し」の温泉スタイルを貫いているのがうれしい。
♪ 草津温泉「泉質主義」のHP
 http://www.yumomi.net/senshitsusyugi/index.html

 今日の宿は、日本相撲協会「草津相撲研修道場」だ。力士の保養やアマチュア指導者の養成を目的に建てられた施設で、施設内には、もちろん土俵があり、親方が見守る座敷もある。群馬県メンバーのつてで、特別に宿泊させていただいた。
 18時。Jネット47の総会と、参加メンバーのユニークな自己紹介を行い、19時に懇親会になだれ込む。夕食のちゃんこ鍋も特大で、ボリュームたっぷり。メンバーが持ち寄った地酒・地焼酎・地ワインなどをPRし、後から参加のメンバーも加わって、交流会は最高潮に達した。その勢いで、土俵では“Jネット場所”が開幕し、県対抗の力相撲が相次いだ。
 宿のお風呂ももちろん温泉で、ちょうどいい湯加減。力士が利用する施設なので、トイレはビッグに設計されていたが、お風呂場の椅子は、以外にも普通の大きさだった。
 2次会では持ち寄った酒、つまみでさらに話も弾み、夜遅くまで語り合った。

《つづく》

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