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2014年9月13日 (土)

Jネット47の旅『群馬大会編』その②

 2日目の7月26日(土)、朝、気持ちのよい秋晴れ。群馬・長野両県境にそびえる草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられたことから、エメラルドグリーンの火口湖として有名な湯釜は見物できず、一時は、志賀高原に抜ける国道229号線の通行も危ぶまれたが、日中の通行止めは解除されたたため、8時半に貸切バスは草津温泉を出発。
 9時に通行止めが解除され、ゲートを抜けて、バスは曲がりくねった狭い車道をグングン登って行く。“信州のサンセットポイント”横手山ドライブインで休憩、標高2100mから北アルプスの絶景を望む。
♪「横手山ドライブイン」のHP
 http://www.shigakogen.co.jp/facilities/yokotedrivein

 志賀高原を抜け、11時前に長野県小布施町に到着。19年ぶりの訪問だ。役場駐車場でバスを降り、自由散策。30℃を上回る炎天下の中、小布施駅や「栗の小径」を抜けて「北斎館」へ。江戸の浮世絵師・葛飾北斎が晩年に逗留しており、肉筆画の迫力に圧倒される。映像も見て、涼しい館内でほっと一息ついて、「小布施堂本店」前に集合。途中参加のメンバーも合流。

 市村次男社長の案内で、敷地内の色々な建物を見学させていただく。栗菓子で有名な小布施堂であるが、初めは、「桝一市村酒造場」という造り酒屋であり、栗菓子を作り始めて100数余年の年月を経ているという。
 本店前の歩道(市道)は国道と一体的にレイアウトされるなど、美しい町並みが整備されている。昭和55~62年に実施された「小布施町並み修景事業」では、行政、個人、法人という立場を違える地権者が、そこで暮らす人の視点に立ち、対等な立場で話し合いを重ね、土地の交換あるいは賃貸により、双方に利のある配置換えを果したとのこと。国からの補助金などに頼ることなく、住む人主体で新旧建築物の調和する美しい町並みをつくる新しいやり方は「小布施方式」と呼ばれ、現在に至るまで全国から注目されているという。

 小布施堂には、イタリアンレストランの「傘風楼」、ピアノバーの「鬼場」、ゲストハウスの「枡一客殿」、寄り付き料理の「蔵部」など、個性的な名称の建物が巧みに、そして魅力的に配置されていた。
 昼食は、本店奥のお食事処へ。お品書きは、季節のお料理(文月)で、鯛の長芋寄せ、小布施長茄子の味噌仕立て、お肉焼き、鰹と茗荷の御飯、杏の杏仁包み。どれも上品に盛り付けられ、とても美味しくいただいた。そして、店頭では、栗菓子などお土産を購入。
♪「小布施堂」のHP
 http://www.obusedo.com/index.html

 再び炎天下を歩き、役場隣りの町立図書館「まちとしょテラソ」へ。この図書館は、「学びの場」「子育ての場」「交流の場」「情報発信の場」という4つの柱による「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」という理念のもとで建築され、待ち合わせの場という意味を込めた「まちとしょ」そして、「世の中を照らしだす場」「小布施から世界を照らそう」などの考えを加えて「まちとしょテラソ」という愛称がついたとのこと。
 “この国でいちばんチャーミングな図書館”として、トリップアドバイザーで、『死ぬまでに行ってみたい世界の図書館15』にも選出されている。
♪「まちとしょテラソ」のHP
 http://machitoshoterrasow.com/index.html

 「まちとしょテラソ」の多目的室で、市村良三町長から小布施のまちづくりについてお話を伺う。
 小布施町は、長野県で面積が最も小さな自治体で、人口は約12,000人だが、年間 120万人の人が訪れるという。新図書館や交流センターの建設に当たっては、町民との協働によりプロポーザル方式を採用、館長も公募している。東京理科大や信州大、法政大など大学との連携や、町並み修景事業では地場企業との協働、新宿高野や長野県内の伊那食品、スーパーツルヤなど優良で志の高い町外企業との連携などに取り組んでいる。
 また、重層性のある町を目指して、①小布施流仕立て ②田舎の中のおしゃれ ③素朴さと洗練と ④中心部から農村部へのグラデーション をコンセプトに取組んでいるとのこと。
♪「小布施町」のHP
 http://www.town.obuse.nagano.jp/

 15時頃、小布施を後にして、高速道路をひた走り、再び群馬県に入って下仁田I.Cで一般道に降りて安中市へ。碓氷峠の「めがね橋」を見学。正式には「碓氷第三橋梁」という鉄道遺産である。径間数4、長さ91m、高さ31mでわが国最大の煉瓦づくりアーチ橋という。明治25年に完成し、昭和38年新線開通に伴い廃線となったが、平成5年に国の重要文化財に指定された。短時間だったので、橋上の遊歩道まではあきらめたが、健脚のメンバーは駆け上がって、橋上から手を振っていた。
♪あんなか観光ガイド「めがね橋」のHP
 http://www.annaka-city.com/history/01.htm

 途中の街道沿いに、屋根の上に小さな2階建て小屋が作られた民家が数件、見受けられた。これが元養蚕農家で、この小屋で養蚕を行っていたという。
 18時半頃、今日のお宿、上野村の「やまびこ荘」に到着。木材をふんだんに使い、和のやすらぎと木の癒しにあふれる国民宿舎である。
 一風呂浴びて、19時すぎ、大広間で懇親会がスタート。2日目に合流したメンバーの自己紹介や持参した地酒や珍味などの紹介もあり、大いに盛り上がる。2次会は、会議室を貸し切って、12時まで交流を深めた。
♪「やまびこ荘」のHP
 http://user.uenomura.ne.jp/ueno2027/y-top.html

《つづく》

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